ビジネスとの相性もよいハイヤー

自宅から会社まで、あるいは駅や空港から会社までといったドアツードアの移動を可能にする手段はいくつかあります。公共交通機関としてもっともポピュラーなものは電車やバスですが、少なくとも駅やバス停までこちらから出向かなければなりません。しかも目的地にあわせた時刻表や路線を調べた上で、切符を購入したり料金をその場で支払ったりする手間がかかりますので、ドアツードアの交通手段を考える上では不向きとなります。

タクシーは迎車料金がかかるものの、ドアツードアか実現できる手段として貴重です。ただタクシーは通常、乗るまでは車番や運転手が誰になるのかがわかりませんので、車内で機密に触れるような会話はできませんし、セキュリティ厳しい施設に出向く際には断られてしまう可能性もあります。単なる移動手段として見れば優秀ですが、実際のビジネスの現場では移動手段プラスアルファの条件がどうしても求められます。

このような場合に活躍するのがハイヤーです。ハイヤーはタクシーとの違いがわかりにくい面もありますが、タクシーが不特定多数を乗せる移動手段であるとすれば、ハイヤーは事前予約制で、専属で車と運転手の両方を貸し切ることができる移動手段と考えられます。この違いはかなり大きく、予約後に当日配置される車番や運転手などの情報をハイヤー会社から提供してもらうことができるので、セキュリティを重視する乗車の場合は特に有効です。もちろん運転手自身も厳しい社内の規定をクリアした人材のため守秘義務については熟知していますし、万が一にも何かあったとしても身元がわかっているだけに対処の仕方もあるといえます。そのため移動の車中は利用者の完全なプライベート空間として捉えることができるという安心感があります。

ハイヤーの車内設備も最近は充実しており、モバイルでインターネット接続をすることができるルーターが設置されていたり、大きな荷物にも対応したトランクルームが用意されていたりします。もとよりグレードの高い車種のため疲れを軽減するようなシートが採用されており、長時間にわたっての移動も快適であることは魅力のひとつです。

ハイヤーは自社の役員などが利用する場合のほかにも、取引先などのゲストを迎える目的で利用する場合にも重宝します。貸し切りのため空港から会社などの出発地と目的地、および時刻をあらかじめ決めて配車することが容易ですし、運転手のなかには外国語を話すことができる人材などもいるため、外国からの訪問の場合であっても対応が十分に可能です。